【XY現環境考察】 環境トップデッキはこれだ!
2015年10月25日 ポケモンカード コメント (4)久々の更新です。
タイトルはこう書いてみましたが、正直わからん。
それでも現環境のデッキタイプと、一応最後に「これが最強」というものをわからないなりに書いてみました。
BW末期にはプラズマ団、シビレック、ビリゲノにカメケルやマニューラが食い込むか?という明らかな序列がありました。
また、XYシリーズ当初もイベダークという絶対王者が存在し、その弱点を突くメタ志向が働いていたと思いますが、現環境はとても楽しく良いバランスがどれています。
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【1.高速高打点・小物】
▼代表デッキ
よるのこうしん[XY]、ふくしゅう(ビークイン[XY]/ブースター[BW] )、タマタママニューラ[BW]、どうぐおとし[BW]
いちばんカテゴリ分けしやすく、いわゆるデザイナーズデッキがそろっています。
基本的にはよるのこうしんのHP30バチュル、1進化HP90のビークイン、マニューラに代表される低HPの非EXポケモンが中心となります。
だいたいが1撃で倒されてしましますが、HP180程度のEXポケモンを1撃で倒すこともできるため、サイド取得枚数を1対2で交換できることから、有利に進められます。
デッキが理想的に回れば開始2~3ターン目から高打点を叩き出し無双状態をつくることができるいっぽう、なんらかの対策手段がはいると途端に弱くなる諸刃の剣のようなデッキです。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
「よるのこうしん」+「ふくしゅう(ビークイン)」のハイブリッド
・ストロングポイント
- 雷、草、超という相手の弱点を突きやすいタイプが混色している。
・ウィークポイント
- バトルコンプレッサーなどのグッズを封じられると打点が上がらないため、ガマゲロゲEX、オーロット、ラフレシアでうまく対処されると打点が伸びない。。
- 60枚ギリギリのリソースを使い切るため、きあいのタスキやみがわりロボなど、1ターンでも延命できる手法がはいるとデッキ切れの考慮が必要。
- ダブル無色エネルギーに頼るケースが多く、クセロシキ、改造ハンマーなどに弱い(・・・ように見えますが、はがされるより先に相手のEXを1撃するスピード勝負も可能)。
- HPが極端に低いため、ランドロスEX(BW)やオンバーン(XY)のベンチ狙撃に弱め。
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【2.低速高打点・高耐久】
▼代表デッキ
画竜点睛[XY]、ソーナンスグラードン[XY]、MサーナイトEX[XY]、カメケルブラックキュレム[BW]
じっくりベンチを育てつつ盤面を整えて、相手のHPの高いEXなどを一撃で沈めていきます。
体制を整える難しさがあるいっぽう、盤面が整ってしまってからの安定感は随一です。
ある1種類のポケモンに頼る傾向が強いため、そのポケモンの弱点を突かれるともろいです。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
ソーナンスグラードン
・ストロングポイント
- ゲンシグラードンの古代能力とソーナンスの特性により、ベンチでじっくりと盤面が整えられます。
- どんなポケモンも1撃できる破壊力を有します。
- もともと高いHPをポケモンセンターのお姉さんやかたいおまもりでさらに強固な防御力を誇ります。
・ウィークポイント
- ゲンシグラードン頼みの構成になるため、ビークイン(XY)やリーフィア(BW)などに弱点を突かれるとたちうちできなくなります。
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【3.高速中打点・ぐるぐる】
▼代表デッキ
MライボルトEX[XY]、ルカリオEX、フラージェスEX[XY]、MジュカインEX[XY]
2エネで100~150程度の中打点を連続で叩き出すことができます。
少ないエネルギーしか必要ないことから、エネルギートラッシュが必要な回復手段(AZ、まんたんのくすり)や、逃げながら回復しつつ盤面を再度整える(うねりの大海、フェアリーガーデンなど)ことも容易です。
また、1つのポケモンにエネルギーを集中させなくても良いため、優秀なサブアタッカーを従えながら弱点分散が可能です。
XY6-7環境では環境トップでしたが、XY8でミュウツーEXのチェンジダメージ、エルレイド/ゾロアークのような非EX中打点の登場により、あきらかなトップとは言えなくなりました。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角 (1)
MライボルトEX
・ストロングポイント
-省エネで100点以上を簡単に出しつつ、後続のベンチを育てられます。
-Mライボルトの逃げエネゼロ+うねりの大海により、バトルポケモンを頻繁に変えながら中打点を継続できます。
-優秀なサブアタッカー (フリーザー→サイドレース勝負、レジアイス→EXシャットアウト)
・ウィークポイント
-もっとも環境に多い闘が弱点(←かなり致命的)
-HP170のEXすら一撃できないことから一撃勝負になると弱いです。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角 (2)
ルカリオEX
・ストロングポイント
-環境に少なめの超弱点であるうえ、サブアタッカー含めて弱点が超・雷・水などに分散されます。
-優秀なサブアタッカー(たすきルチャブル→EX狩り、ランドロス→エネ回収+いざというときアタッカー、ゴルバット→ばらまきと超弱点対策特性、そのほかレジロック、カバルドン、チャーレム、サワムラー、コジョンドなどきわめて豊富)
-ストロングエネルギー、ファイティングスタジアムであっという間に打点アップ。
-コルニ+スクリューブローでピンポイントにカードを指定しつつ、ドローも可能。
・ウィークポイント
-致命的な弱点は少ないものの、そもそもの決定力に欠ける。
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【4.シルバーバレット】
▼代表デッキ
フェアリーボックス(フレフワン)[XY]、ドンファンブイズ[BW]
狼男の弱点ねらい。つまり、相手のデッキに合わせてピンポイントで対策ポケモンを呼び出し弱点をつくテクニカルなデッキ。
ブイズの特性により1進化ポケモンのタイプを増やして弱点を突くタイプと、エネルギートランスの特性を活用しながら様々なEXポケモンで相手の弱点を突くタイプに大別されます。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
特になし。
相手の弱点をつくためのカードが薄く、サイド落ちなどで安定した勝ちがのぞみづらいこと、フレフワンについては特殊エネに頼るケースが多いことで対策されたちなことがあげられます。
ただし、2015年世界大会ベスト8にフレフワンによるシルバーバレットがはいったように、大型大会では常に一定の成果があります。
【追記】また、そもそもどのデッキを対策すべきか、環境の幅が広すぎるというのも難しさが出ています。
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【5.ベンチバック or デッキバック】
▼代表デッキ
ゲンガーロボ[XY]、ドンファンロボ[BW]、タスキコジョンド[XY]、アギルダーオーロット[BW]
攻撃すると同時にベンチか山札に戻ることで、メインアタッカーがいつまでも相手から攻撃を受けないデッキ。
代わりにバトル場にでるのはみがわりロボ、オーロット(グッズロック)、ソーナンス(特性ロック)、タスキルチャブルなど。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
特になし。
ドンファンロボは闘優遇カード登場時に異常現象ともいえるほど急激に、トップメタに上り詰めました。
ゲンガーEX、アギルダーオーロットなど、芸術的でテクニカルなのでファンは多いものの、いつもだいたい3番手グループあたりが定位置。
(ただ、個人的には一番好き)
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【6.ばくりゅう】
▼代表デッキ
アオギリカメケル[BW]、れっからんぶ[BW]、ジバコイルピカチュウEX[XY]
カメックス、エンブオー、ジバコイルのような、1ターンに何枚もエネルギーをつけられる特性と、ケルディオEX、ピカチュウEX、ライコウのようにエネルギー枚数で打点が上がっていくポケモンを組み合わます。
また、釣り人、スーパーエネルギー回収などで一気にトラッシュしたエネルギーを手札に回復させて、バカエネポケモンを用意します。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
特になし。
BW末期にアオギリカメケルが食い込んだが、いまはジバコイルくらいなので厳しそう。
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【7.ハンドスリング】
▼代表デッキ
パンプジンガルーラEX[XY]、メタグロスデオキシス[XY]、【追記】三猿ハンドスリング[XY]
なんか、突然マイナーになりましたか?
【追記】カテゴリ名をホラーノート→ハンドスリングに変更。三猿(ヤナッキーたち忘れてました)のこの技がエテボース(BW)の再録で一番名前が通っていますね。
ガルーラEXやデオキシス、ティエルノ、ラッキーメットを用いて手札を増やし、パンプジンやメタグロスの「手札x10」というダメージ源で大ダメージを連発します。
日本ではレッドカードがある程度市民権を得ていたこともあってあまり見なかったものの、海外オンラインのXYレギュではかなり頻繁に見られました。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
特になし。
XYにはBWの「N」のような、相手の手札に干渉する優秀な手段が少なかったため、XY7では一時的に強かった。
エリートトレーナーに続きジャッジマン登場により、瀕死。
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【8.メタルチェーン】
▼代表デッキ
ドータクンギルガルドEXディアルガEX[XY]、シビビールレックウザEX[BW]、イベルダーク[BW]、バクーダバクーダ[XY]
【追記】カテゴリ名を「ディスカードパイル加速」から「メタルチェーン」に変更。こっちの方がわかりやすいですね。
トラッシュのエネルギーをドータクン、シビビール、バクーダのような特性で拾うか、ダークパッチ、子イベルタルの技で拾います。
強力でエネルギートラッシュが必要なわざと組み合わされることが多い。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
ドータクンギルガルドEXディアルガEX
・ストロングポイント
ヒードラン、ギルガルドEXというある程度すぐれたサブアタッカーがそろっています。
(ただし、メインアタッカーのディアルガEXは及第点程度)
ドータクンがレックウザやギラティナEXなど、各種デッキに出張するくらいの高性能。
環境で1弱状態ともいえる炎が弱点なので安心。
・ウィークポイント
単調な動きで読まれやすく、フラダリで簡単に崩れやすい。
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【9.エックスボール】
▼代表デッキ
イベルタルダークライ[BW]、ミュウツーサーナイト[BW]
イベルタルEX、ミュウツーEX(BW)、ルギアEX(XY)など、自身と相手のバトルポケモンのエネルギー数により打点があがるポケモンを中心としたデッキです。
相手がエネルギーをつけるのをちゅうちょさせつつ、ダブル無色エネルギーなどで簡単にこちらの打点はあがります。
ミュウツーEX、ルギアEXは様々なデッキに出張しているため、あまり固定されたデッキレシピは存在していません。
BWカクレオンのようなアンチカードも存在しました。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
イベルタルゾロアーク
・弱点分散できるものの、雷・闘という環境2トップが弱点なのはけっこうつらい。シャドーサークルも守備時に重要な場面でピンポイントではがされることがおおく、頼りにはなりません。
・ゾロアーク、カラマネロEXなど、優秀できわめて強い特性を持つポケモンを従えられます。
・イベルタルEX、ゾロアークともに高い爆発力があり、どのタイミングからでも挽回を狙えます。
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【10.ライブラリーアウト】
▼代表デッキ
ホルビーテッカニン[XY]、スイクンホエルオーEX[BW]、 アイアント[BW]
相手の山札切れをねらう。ホエルオーのように高いHPを何度も回復させながら相手のエネルギーをはがして粘るタイプと、相手の山札を積極的に削っていくアイアントタイプに大別されます。
また、ヘルガーEX、MアブソルEXのように省エネで高い攻撃力を誇るカードもあり、山札切れのみを警戒していると攻撃も可能です。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
ホエルオーEX
ビークインにより存在が消えつつありますが・・・。
しかし、高いHP250を活かしてAZやクロケア、まんたんのくすりで何度も全快しつつ、相手をフレア団のしたっぱやクセロシキで妨害する動きは健在です。
ジムバトルでは時間がかかったり、相手がつまらないことから、自粛している人も多いでしょうが、大会などで上位に来る可能性はあります。
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【11.一撃必殺】
▼代表デッキ
クリープショー[XY]、はめつのねがい[XY]、どくさいみんパンプジン[BW]、いかりのまえば[BW]
ダメージ量ではなく、なんらかの条件で相手のバトルポケモンを必ず倒せるギミックをもちます。
たとえば、パンプジンのソウルスクリームはHP240のM進化ポケモンだろうとHP10までダメージを必ず与えられるので、どくさいみん光線と組み合わせるとかなりの確率で必殺できます。
▼現環境のトップメタの一角
特になし
いつも同様のカードが現れるたびに壊れカードと表現されるものの、なかなか実戦では上位に来ません。
クリープショーがダメカン3個で起動ということで期待がもてますが、⒉進化でどれだけ環境トップに食い込めるかはもう少し見極めが必要でしょう。
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【12.ともだちのわ】
▼代表デッキ
MレックウザEX[XY]、ライチュウ[XY]、フラージェスEX[XY]
自分のベンチポケモン数でダメージがあがる。能動的にダメージ源を調整でき、スカイフィールドで8体まで並べられます。
最後、単純なデッキの解説が残ってしまい、書くのあきましたが、わかりやすいデッキですね。
【追記;ライチュウ忘れてた】
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
ライチュウ;ただしサブアタッカーとして
Mレックウザが必要準備とサイドの数のバランスが良くないのに比べ、手軽に大打撃を出せるため、様々なデッキに組み合わせられます。
メインアタッカーとして専門構築は奥の手禁止、ルカリオEXの流行もあり、あまり見なくなりましたが、サブアタッカーとしては健在。
上記に下記ポケモンが組み合わされます。
・グッズロック(ガマゲロゲEX、オーロット、ラフレシア)
・特性ロック(ソーナンス)
・手札補充(シェイミEX、オクタン、マフォクシー、マルマイン、ムシャーナ、ペロリーム)
・シャットアウト(カエンジシ、ギルガルドEX、ギラティナEX、スイクン、アゲハント、シンボラー)
・貫通(コバルオンEX、レックウザなど多数)
・かけつける(ケルディオEX、ゾロアーク)
・ダメカンのせ(ゴルバット、フォトレス、ゲッコウガなど多数)
・特殊エネ破壊(プロモジラーチなど)
・マインドジャック(アブソル、ゾロアーク)
で、XY8(+ゴルダックBREAK/オーベムBREAKまで)の最強の座は・・・・・
↓
↓
↓
↓
↓
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↓
↓
イベルタルEX
どう?
じゃんけんのようであえてトップは選びづらい環境です。
結論は「ぐるぐるまわってわかりません」でもよかったですが、今回はやめてみてあえて選ぶならイベルタルEX。
やはり地力が強いし単純明快な強さ。
イベルタルダークライ時代とくらべて悪以外と組むケースも多くなって多様性が増している。
ライボルトEX - 闘 - イベルタルEXは じゃんけん状態ともいえ、闘が使用されている量は頭ひとつ抜けていることから、ライボルトは生き残りづらく少しだけ「じゃんけん」バランスがくずれています。
正直、新カードゾロアークはイカサマ、マインドジャックともに大した脅威ではないですが、イビルボール/サイクロンYをメインアタッカーとしたら、サブアタッカーとしては強い。
あと、環境に多すぎる闘に対してイベルタルEXが抵抗持ちというのもGood。
ま、本心は よるのこうしん か エルレイド ですけどね~~~。
★★★★★
よるのこうしん/ビークイン、エルレイド
★★★★
イベルタルEX、 ルカリオEX、ライボルトEX
★★★
ガマゲロゲEX、鋼:特にギルガルドEX、ミュウツーEX
ワンチャン
オンバーンBREAK、ギラティナEX、ホエルオーEX、ヘルガーEX
あと、個人的には中打点が流行っている環境なので、オニゴーリ強いと思うんだけど・・・・。
タイトルはこう書いてみましたが、正直わからん。
それでも現環境のデッキタイプと、一応最後に「これが最強」というものをわからないなりに書いてみました。
BW末期にはプラズマ団、シビレック、ビリゲノにカメケルやマニューラが食い込むか?という明らかな序列がありました。
また、XYシリーズ当初もイベダークという絶対王者が存在し、その弱点を突くメタ志向が働いていたと思いますが、現環境はとても楽しく良いバランスがどれています。
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【1.高速高打点・小物】
▼代表デッキ
よるのこうしん[XY]、ふくしゅう(ビークイン[XY]/ブースター[BW] )、タマタママニューラ[BW]、どうぐおとし[BW]
いちばんカテゴリ分けしやすく、いわゆるデザイナーズデッキがそろっています。
基本的にはよるのこうしんのHP30バチュル、1進化HP90のビークイン、マニューラに代表される低HPの非EXポケモンが中心となります。
だいたいが1撃で倒されてしましますが、HP180程度のEXポケモンを1撃で倒すこともできるため、サイド取得枚数を1対2で交換できることから、有利に進められます。
デッキが理想的に回れば開始2~3ターン目から高打点を叩き出し無双状態をつくることができるいっぽう、なんらかの対策手段がはいると途端に弱くなる諸刃の剣のようなデッキです。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
「よるのこうしん」+「ふくしゅう(ビークイン)」のハイブリッド
・ストロングポイント
- 雷、草、超という相手の弱点を突きやすいタイプが混色している。
・ウィークポイント
- バトルコンプレッサーなどのグッズを封じられると打点が上がらないため、ガマゲロゲEX、オーロット、ラフレシアでうまく対処されると打点が伸びない。。
- 60枚ギリギリのリソースを使い切るため、きあいのタスキやみがわりロボなど、1ターンでも延命できる手法がはいるとデッキ切れの考慮が必要。
- ダブル無色エネルギーに頼るケースが多く、クセロシキ、改造ハンマーなどに弱い(・・・ように見えますが、はがされるより先に相手のEXを1撃するスピード勝負も可能)。
- HPが極端に低いため、ランドロスEX(BW)やオンバーン(XY)のベンチ狙撃に弱め。
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【2.低速高打点・高耐久】
▼代表デッキ
画竜点睛[XY]、ソーナンスグラードン[XY]、MサーナイトEX[XY]、カメケルブラックキュレム[BW]
じっくりベンチを育てつつ盤面を整えて、相手のHPの高いEXなどを一撃で沈めていきます。
体制を整える難しさがあるいっぽう、盤面が整ってしまってからの安定感は随一です。
ある1種類のポケモンに頼る傾向が強いため、そのポケモンの弱点を突かれるともろいです。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
ソーナンスグラードン
・ストロングポイント
- ゲンシグラードンの古代能力とソーナンスの特性により、ベンチでじっくりと盤面が整えられます。
- どんなポケモンも1撃できる破壊力を有します。
- もともと高いHPをポケモンセンターのお姉さんやかたいおまもりでさらに強固な防御力を誇ります。
・ウィークポイント
- ゲンシグラードン頼みの構成になるため、ビークイン(XY)やリーフィア(BW)などに弱点を突かれるとたちうちできなくなります。
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【3.高速中打点・ぐるぐる】
▼代表デッキ
MライボルトEX[XY]、ルカリオEX、フラージェスEX[XY]、MジュカインEX[XY]
2エネで100~150程度の中打点を連続で叩き出すことができます。
少ないエネルギーしか必要ないことから、エネルギートラッシュが必要な回復手段(AZ、まんたんのくすり)や、逃げながら回復しつつ盤面を再度整える(うねりの大海、フェアリーガーデンなど)ことも容易です。
また、1つのポケモンにエネルギーを集中させなくても良いため、優秀なサブアタッカーを従えながら弱点分散が可能です。
XY6-7環境では環境トップでしたが、XY8でミュウツーEXのチェンジダメージ、エルレイド/ゾロアークのような非EX中打点の登場により、あきらかなトップとは言えなくなりました。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角 (1)
MライボルトEX
・ストロングポイント
-省エネで100点以上を簡単に出しつつ、後続のベンチを育てられます。
-Mライボルトの逃げエネゼロ+うねりの大海により、バトルポケモンを頻繁に変えながら中打点を継続できます。
-優秀なサブアタッカー (フリーザー→サイドレース勝負、レジアイス→EXシャットアウト)
・ウィークポイント
-もっとも環境に多い闘が弱点(←かなり致命的)
-HP170のEXすら一撃できないことから一撃勝負になると弱いです。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角 (2)
ルカリオEX
・ストロングポイント
-環境に少なめの超弱点であるうえ、サブアタッカー含めて弱点が超・雷・水などに分散されます。
-優秀なサブアタッカー(たすきルチャブル→EX狩り、ランドロス→エネ回収+いざというときアタッカー、ゴルバット→ばらまきと超弱点対策特性、そのほかレジロック、カバルドン、チャーレム、サワムラー、コジョンドなどきわめて豊富)
-ストロングエネルギー、ファイティングスタジアムであっという間に打点アップ。
-コルニ+スクリューブローでピンポイントにカードを指定しつつ、ドローも可能。
・ウィークポイント
-致命的な弱点は少ないものの、そもそもの決定力に欠ける。
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【4.シルバーバレット】
▼代表デッキ
フェアリーボックス(フレフワン)[XY]、ドンファンブイズ[BW]
狼男の弱点ねらい。つまり、相手のデッキに合わせてピンポイントで対策ポケモンを呼び出し弱点をつくテクニカルなデッキ。
ブイズの特性により1進化ポケモンのタイプを増やして弱点を突くタイプと、エネルギートランスの特性を活用しながら様々なEXポケモンで相手の弱点を突くタイプに大別されます。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
特になし。
相手の弱点をつくためのカードが薄く、サイド落ちなどで安定した勝ちがのぞみづらいこと、フレフワンについては特殊エネに頼るケースが多いことで対策されたちなことがあげられます。
ただし、2015年世界大会ベスト8にフレフワンによるシルバーバレットがはいったように、大型大会では常に一定の成果があります。
【追記】また、そもそもどのデッキを対策すべきか、環境の幅が広すぎるというのも難しさが出ています。
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【5.ベンチバック or デッキバック】
▼代表デッキ
ゲンガーロボ[XY]、ドンファンロボ[BW]、タスキコジョンド[XY]、アギルダーオーロット[BW]
攻撃すると同時にベンチか山札に戻ることで、メインアタッカーがいつまでも相手から攻撃を受けないデッキ。
代わりにバトル場にでるのはみがわりロボ、オーロット(グッズロック)、ソーナンス(特性ロック)、タスキルチャブルなど。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
特になし。
ドンファンロボは闘優遇カード登場時に異常現象ともいえるほど急激に、トップメタに上り詰めました。
ゲンガーEX、アギルダーオーロットなど、芸術的でテクニカルなのでファンは多いものの、いつもだいたい3番手グループあたりが定位置。
(ただ、個人的には一番好き)
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【6.ばくりゅう】
▼代表デッキ
アオギリカメケル[BW]、れっからんぶ[BW]、ジバコイルピカチュウEX[XY]
カメックス、エンブオー、ジバコイルのような、1ターンに何枚もエネルギーをつけられる特性と、ケルディオEX、ピカチュウEX、ライコウのようにエネルギー枚数で打点が上がっていくポケモンを組み合わます。
また、釣り人、スーパーエネルギー回収などで一気にトラッシュしたエネルギーを手札に回復させて、バカエネポケモンを用意します。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
特になし。
BW末期にアオギリカメケルが食い込んだが、いまはジバコイルくらいなので厳しそう。
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【7.ハンドスリング】
▼代表デッキ
パンプジンガルーラEX[XY]、メタグロスデオキシス[XY]、【追記】三猿ハンドスリング[XY]
なんか、突然マイナーになりましたか?
【追記】カテゴリ名をホラーノート→ハンドスリングに変更。三猿(ヤナッキーたち忘れてました)のこの技がエテボース(BW)の再録で一番名前が通っていますね。
ガルーラEXやデオキシス、ティエルノ、ラッキーメットを用いて手札を増やし、パンプジンやメタグロスの「手札x10」というダメージ源で大ダメージを連発します。
日本ではレッドカードがある程度市民権を得ていたこともあってあまり見なかったものの、海外オンラインのXYレギュではかなり頻繁に見られました。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
特になし。
XYにはBWの「N」のような、相手の手札に干渉する優秀な手段が少なかったため、XY7では一時的に強かった。
エリートトレーナーに続きジャッジマン登場により、瀕死。
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【8.メタルチェーン】
▼代表デッキ
ドータクンギルガルドEXディアルガEX[XY]、シビビールレックウザEX[BW]、イベルダーク[BW]、バクーダバクーダ[XY]
【追記】カテゴリ名を「ディスカードパイル加速」から「メタルチェーン」に変更。こっちの方がわかりやすいですね。
トラッシュのエネルギーをドータクン、シビビール、バクーダのような特性で拾うか、ダークパッチ、子イベルタルの技で拾います。
強力でエネルギートラッシュが必要なわざと組み合わされることが多い。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
ドータクンギルガルドEXディアルガEX
・ストロングポイント
ヒードラン、ギルガルドEXというある程度すぐれたサブアタッカーがそろっています。
(ただし、メインアタッカーのディアルガEXは及第点程度)
ドータクンがレックウザやギラティナEXなど、各種デッキに出張するくらいの高性能。
環境で1弱状態ともいえる炎が弱点なので安心。
・ウィークポイント
単調な動きで読まれやすく、フラダリで簡単に崩れやすい。
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【9.エックスボール】
▼代表デッキ
イベルタルダークライ[BW]、ミュウツーサーナイト[BW]
イベルタルEX、ミュウツーEX(BW)、ルギアEX(XY)など、自身と相手のバトルポケモンのエネルギー数により打点があがるポケモンを中心としたデッキです。
相手がエネルギーをつけるのをちゅうちょさせつつ、ダブル無色エネルギーなどで簡単にこちらの打点はあがります。
ミュウツーEX、ルギアEXは様々なデッキに出張しているため、あまり固定されたデッキレシピは存在していません。
BWカクレオンのようなアンチカードも存在しました。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
イベルタルゾロアーク
・弱点分散できるものの、雷・闘という環境2トップが弱点なのはけっこうつらい。シャドーサークルも守備時に重要な場面でピンポイントではがされることがおおく、頼りにはなりません。
・ゾロアーク、カラマネロEXなど、優秀できわめて強い特性を持つポケモンを従えられます。
・イベルタルEX、ゾロアークともに高い爆発力があり、どのタイミングからでも挽回を狙えます。
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【10.ライブラリーアウト】
▼代表デッキ
ホルビーテッカニン[XY]、スイクンホエルオーEX[BW]、 アイアント[BW]
相手の山札切れをねらう。ホエルオーのように高いHPを何度も回復させながら相手のエネルギーをはがして粘るタイプと、相手の山札を積極的に削っていくアイアントタイプに大別されます。
また、ヘルガーEX、MアブソルEXのように省エネで高い攻撃力を誇るカードもあり、山札切れのみを警戒していると攻撃も可能です。
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
ホエルオーEX
ビークインにより存在が消えつつありますが・・・。
しかし、高いHP250を活かしてAZやクロケア、まんたんのくすりで何度も全快しつつ、相手をフレア団のしたっぱやクセロシキで妨害する動きは健在です。
ジムバトルでは時間がかかったり、相手がつまらないことから、自粛している人も多いでしょうが、大会などで上位に来る可能性はあります。
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【11.一撃必殺】
▼代表デッキ
クリープショー[XY]、はめつのねがい[XY]、どくさいみんパンプジン[BW]、いかりのまえば[BW]
ダメージ量ではなく、なんらかの条件で相手のバトルポケモンを必ず倒せるギミックをもちます。
たとえば、パンプジンのソウルスクリームはHP240のM進化ポケモンだろうとHP10までダメージを必ず与えられるので、どくさいみん光線と組み合わせるとかなりの確率で必殺できます。
▼現環境のトップメタの一角
特になし
いつも同様のカードが現れるたびに壊れカードと表現されるものの、なかなか実戦では上位に来ません。
クリープショーがダメカン3個で起動ということで期待がもてますが、⒉進化でどれだけ環境トップに食い込めるかはもう少し見極めが必要でしょう。
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【12.ともだちのわ】
▼代表デッキ
MレックウザEX[XY]、ライチュウ[XY]、フラージェスEX[XY]
自分のベンチポケモン数でダメージがあがる。能動的にダメージ源を調整でき、スカイフィールドで8体まで並べられます。
最後、単純なデッキの解説が残ってしまい、書くのあきましたが、わかりやすいデッキですね。
【追記;ライチュウ忘れてた】
▼現環境(XYレギュ)のトップメタの一角
ライチュウ;ただしサブアタッカーとして
Mレックウザが必要準備とサイドの数のバランスが良くないのに比べ、手軽に大打撃を出せるため、様々なデッキに組み合わせられます。
メインアタッカーとして専門構築は奥の手禁止、ルカリオEXの流行もあり、あまり見なくなりましたが、サブアタッカーとしては健在。
上記に下記ポケモンが組み合わされます。
・グッズロック(ガマゲロゲEX、オーロット、ラフレシア)
・特性ロック(ソーナンス)
・手札補充(シェイミEX、オクタン、マフォクシー、マルマイン、ムシャーナ、ペロリーム)
・シャットアウト(カエンジシ、ギルガルドEX、ギラティナEX、スイクン、アゲハント、シンボラー)
・貫通(コバルオンEX、レックウザなど多数)
・かけつける(ケルディオEX、ゾロアーク)
・ダメカンのせ(ゴルバット、フォトレス、ゲッコウガなど多数)
・特殊エネ破壊(プロモジラーチなど)
・マインドジャック(アブソル、ゾロアーク)
で、XY8(+ゴルダックBREAK/オーベムBREAKまで)の最強の座は・・・・・
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イベルタルEX
どう?
じゃんけんのようであえてトップは選びづらい環境です。
結論は「ぐるぐるまわってわかりません」でもよかったですが、今回はやめてみてあえて選ぶならイベルタルEX。
やはり地力が強いし単純明快な強さ。
イベルタルダークライ時代とくらべて悪以外と組むケースも多くなって多様性が増している。
ライボルトEX - 闘 - イベルタルEXは じゃんけん状態ともいえ、闘が使用されている量は頭ひとつ抜けていることから、ライボルトは生き残りづらく少しだけ「じゃんけん」バランスがくずれています。
正直、新カードゾロアークはイカサマ、マインドジャックともに大した脅威ではないですが、イビルボール/サイクロンYをメインアタッカーとしたら、サブアタッカーとしては強い。
あと、環境に多すぎる闘に対してイベルタルEXが抵抗持ちというのもGood。
ま、本心は よるのこうしん か エルレイド ですけどね~~~。
★★★★★
よるのこうしん/ビークイン、エルレイド
★★★★
イベルタルEX、 ルカリオEX、ライボルトEX
★★★
ガマゲロゲEX、鋼:特にギルガルドEX、ミュウツーEX
ワンチャン
オンバーンBREAK、ギラティナEX、ホエルオーEX、ヘルガーEX
あと、個人的には中打点が流行っている環境なので、オニゴーリ強いと思うんだけど・・・・。
コメント
頭の整理にとても役立ちました。参考になります。
毎度コメントありがとうございます。
こちらもいつも参考にさせていただいてます!
内容もさることながら、考察だけでこれだけの長文を書かれていることに脱帽いたしました。とても参考になりました。
はじめまして、コメントありがとうございます。
あくまで日記なのでツラツラと長文が書けるのは気が楽ですね~・
少しでも参考になればうれしいです。