ポケカと競技性とサイレントマジョリティ
2017年9月1日 ポケモンカードゲーム コメント (2)ソコラギです。
ついに!今週末は横浜にて2018年シーズン開幕です!!
イベントガイドと会場MAPが事前に公開されてますね〜。うれしい限りです。
http://www.pokemon-card.com/info/2017/20170715_000803.html
ポケモンカード公式は最近、プレイヤーの声を熱心に収集しており、様々な手を打ってくれてます。今回のイベントガイド事前公開も真摯にプレイヤー/ファンの声を聞いた結果かな、、、と感じます。喜ばしいことですね〜
このところの公式の活動として顕著なのは2つかな?
1.横のつながりを重要視
2.競技性を強化
・・・ところが、個人的には強烈な違和感を感じてたりします。
いまのソーシャルネットワーク時代、公式に意見を上手に伝えているコミュニティは【ポケモンカードを競技として楽しみたい】もしくは【ポケモンカードをイベントコンテンツとして楽しみたい】方々だと思います。
ポケモンカード発売日にを何箱も箱買いするわたしたちは、第一優先のターゲティングであることは間違いないでしょう。
また、これらの層は、スマホやSNS(TwitterやDN)を使いながらも人間的な触れ合いを重視し、これまでの市場では考えられなかった速度で反応しつつ、様々なアイデアを発散し、何気ない発信についても市場への影響力をもっていると思われます。
プロダクトアウト型の縦のつながりではなく、イベントオーガナイザーやジャッジを含め、横のつながりが重要視しているのも、最近のマーケティング手法として適切ですね。
その横のつながりがある社会集団に対して、ポケモンカード公式も真摯に声を聞き、次々と対策を打ってるんだと思います。素直にありがたい。
プレイヤーとして選手登録し、様々な土地に出向いてポイントを稼ぎ、世界大会を目指す、、、、、競技性としてわかりやすい。素直にわたしも心躍りますね〜
、、、、しかし。
ほかのカードゲームと異なり、ポケモンカードで忘れてならないのがサイレントマジョリティ(*)の存在。
そう、お子さまたちですね。
SNSで発信できない、親がポケカにさほど興味がないと大人を通じたコミュニケートができない。しかし、少ないおこづかいでポケモンカードを楽しみたい子どもたちですね。
ポケモンという【世界観】を支え、そして今後数十年にわたる潜在ターゲティングです。
今回のチャンピオンズリーグ横浜会場レイアウトを見て感じたこと。
ほんの少し前まで、大型大会の会場の大きなスペースを小学生以下ハーフ(30枚)のワンデイバトル(対戦し放題でポイントももらえる!!)が占めてました。
数パック買ってたまたま出てきたイベルタルEXやルカリオEXのカードパワー(**)を存分に発揮し、勝利をもぎ取っていく幼きプレイヤーたち。頼もしかったですね〜。
様々な店舗でも小学生向けの大会が多く開催され、「はじめてセット体験会」なども頻繁に開催されていました。
ポケモンカードはキャラクターの認知度も手伝い、参入の敷居が低く、気軽に楽しむことが可能でした。
彼らはいま、どこでポケモンカードを楽しんでるのでしょうか?
我が子の友人たちは一人残らず全員がポケモンカードを引退しました。理由は主にふたつで「カードがそろわず勝てない」「対戦できる場所がない」です。
この状況に警鐘を鳴らしているDNをよく見ます。また、実際に気軽に参加できるような、対策活動を起こしているイベントプランナーもいらっしゃいます。
そんななか、ポケモンカードをプレイするきっかけをくれた子どもやその友人たちは引退し、親のわたしが楽しんでいる現状は、冒頭の違和感につながっています。
横浜はとても楽しみです。
親ではなく、競技人として。
それでは。
*サイレントマジョリティ;ここでは政治的要素は含めず、影響力のある発言はしない(できない)ものの、本来配慮すべき大勢力の意味。少しアイキャッチ的に使用。
【追記】
**明確化のため追記まで。昨今の1進化、2進化GXと異なり、有効なたねEXの存在は参入障壁を下げてきました。競技性と参入障壁の具体例として記載したつもり。
ついに!今週末は横浜にて2018年シーズン開幕です!!
イベントガイドと会場MAPが事前に公開されてますね〜。うれしい限りです。
http://www.pokemon-card.com/info/2017/20170715_000803.html
ポケモンカード公式は最近、プレイヤーの声を熱心に収集しており、様々な手を打ってくれてます。今回のイベントガイド事前公開も真摯にプレイヤー/ファンの声を聞いた結果かな、、、と感じます。喜ばしいことですね〜
このところの公式の活動として顕著なのは2つかな?
1.横のつながりを重要視
2.競技性を強化
・・・ところが、個人的には強烈な違和感を感じてたりします。
いまのソーシャルネットワーク時代、公式に意見を上手に伝えているコミュニティは【ポケモンカードを競技として楽しみたい】もしくは【ポケモンカードをイベントコンテンツとして楽しみたい】方々だと思います。
ポケモンカード発売日にを何箱も箱買いするわたしたちは、第一優先のターゲティングであることは間違いないでしょう。
また、これらの層は、スマホやSNS(TwitterやDN)を使いながらも人間的な触れ合いを重視し、これまでの市場では考えられなかった速度で反応しつつ、様々なアイデアを発散し、何気ない発信についても市場への影響力をもっていると思われます。
プロダクトアウト型の縦のつながりではなく、イベントオーガナイザーやジャッジを含め、横のつながりが重要視しているのも、最近のマーケティング手法として適切ですね。
その横のつながりがある社会集団に対して、ポケモンカード公式も真摯に声を聞き、次々と対策を打ってるんだと思います。素直にありがたい。
プレイヤーとして選手登録し、様々な土地に出向いてポイントを稼ぎ、世界大会を目指す、、、、、競技性としてわかりやすい。素直にわたしも心躍りますね〜
、、、、しかし。
ほかのカードゲームと異なり、ポケモンカードで忘れてならないのがサイレントマジョリティ(*)の存在。
そう、お子さまたちですね。
SNSで発信できない、親がポケカにさほど興味がないと大人を通じたコミュニケートができない。しかし、少ないおこづかいでポケモンカードを楽しみたい子どもたちですね。
ポケモンという【世界観】を支え、そして今後数十年にわたる潜在ターゲティングです。
今回のチャンピオンズリーグ横浜会場レイアウトを見て感じたこと。
ほんの少し前まで、大型大会の会場の大きなスペースを小学生以下ハーフ(30枚)のワンデイバトル(対戦し放題でポイントももらえる!!)が占めてました。
数パック買ってたまたま出てきたイベルタルEXやルカリオEXのカードパワー(**)を存分に発揮し、勝利をもぎ取っていく幼きプレイヤーたち。頼もしかったですね〜。
様々な店舗でも小学生向けの大会が多く開催され、「はじめてセット体験会」なども頻繁に開催されていました。
ポケモンカードはキャラクターの認知度も手伝い、参入の敷居が低く、気軽に楽しむことが可能でした。
彼らはいま、どこでポケモンカードを楽しんでるのでしょうか?
我が子の友人たちは一人残らず全員がポケモンカードを引退しました。理由は主にふたつで「カードがそろわず勝てない」「対戦できる場所がない」です。
この状況に警鐘を鳴らしているDNをよく見ます。また、実際に気軽に参加できるような、対策活動を起こしているイベントプランナーもいらっしゃいます。
そんななか、ポケモンカードをプレイするきっかけをくれた子どもやその友人たちは引退し、親のわたしが楽しんでいる現状は、冒頭の違和感につながっています。
横浜はとても楽しみです。
親ではなく、競技人として。
それでは。
*サイレントマジョリティ;ここでは政治的要素は含めず、影響力のある発言はしない(できない)ものの、本来配慮すべき大勢力の意味。少しアイキャッチ的に使用。
【追記】
**明確化のため追記まで。昨今の1進化、2進化GXと異なり、有効なたねEXの存在は参入障壁を下げてきました。競技性と参入障壁の具体例として記載したつもり。
コメント
自分でも思うところはあり、大変参考になりました。
たくさんの人にポケカを広めていくことが、今後私達がポケカで遊んでいく中で重要なことだと思って活動しています。
一人でも、ポケカ人口をふやせればと思います。
コメントありがとうございます。何かすこしでも参考になったのであれば何よりです。
たくさんの普及活動をされていらっしゃるようで、たいへんかとは思いますが応援しています!!