【N再録の環境考察】 および、ジャッジマンへの愛情
2016年3月2日 ポケモンカードゲーム コメント (3)ソコラギです。
前回はかなり適当に「N再録やだっ!」と書いたのですが、そのあとの皆さんの日記が比較的N再録についてポジティブだったので、冷静に考察しなおしました。
・・・・で、先に結論。
【結論】
・N再録やだっ!
以下、環境考察。
XY環境は手札を強制的に引くカードとして、BWから引き継がれた2枚のカードで開始しました。
▼ドロー第一世代---------
・プラターヌ博士(BWアララギ博士)
トラッシュ&ドローカード
いま手持ちのカードをトラッシュするリスクのかわりに、7枚ものカードを引くカード・・・だったはずが、バトルコンプレッサー・バトルサーチャーやすごいつりざおのおかげで、特殊エネルギーを除くとリスクが少ない環境になっちゃった。最強過ぎるカード。
・ティエルノ(BWチェレン)
無条件ドローカード
無条件で3枚をひくという、他のTCGなら強いはずのカード。実際強い。でも使われない。わたしは使います。初心者っぽくて、相手になめられる。でも強いよ。
実はトラッシュ&ドロー、および無条件ドローカードは第一世代以降登場しておらず、すでに完成されたサポート2枚と言えるでしょう。
▼ドロー第二世代--------
・サナ
いまある手札を山札に戻すため、ほぼリスクなく5枚ひく。
・オダマキ博士の観察
いまある手札を山札に戻すため、ほぼリスクなく期待値5.5枚ひく。コイン裏時の4枚がキツイので期待値が低いサナを使用する人も多い・・・というか、見た目やな?
両方とも「リフレッシュ」カードです。いまの主力の一角ですね。
▼ドロー第三世代--------
・エリートトレーナー
相手干渉&リフレッシュ
ここで!!ついに!!相手の手札に干渉しつつ、自分の手札をリフレッシュできるカードが登場しました!!ただし、サイド差で負けていることが条件なので、活躍機会はソコソコ程度。
トラッシュにあるだけで怖いよね〜
・ジャッジマン
相手干渉&リフレッシュ
強制的に相手を4枚にするカード登場!!
XYレギュにてひそかに環境トップに食い込めそうだった、ホラーノート、メタグロスが壊滅した瞬間でした。ついにグッズ以外で相手手札を干渉しやすくなりました!!
その間にピンポイントドローカードとして、トロバ、フウロ、釣り人、チームメイト、ダイゴなどかあります。これらは山札トップからランダムに並べられたカードを引くわけではないのでNとの比較対象からは外します。こわいお姉さんも同じ理由で除外。
・・・で、N登場ですね。
▼ドロー第四世代--------
・N
序盤は「手札干渉&リフレッシュ」効果、後半は主に負けてるシーンでの「手札干渉」ができます。
どれだけ負けていても、この1枚で相手の事故を誘発できる強烈なカード、かつ序盤にきても6枚という極めて高いドロー性能を誇ります。
これがBWと異なり、バトルサーチャーでトラッシュから主体的に選べるのですから、最強カードに違いありません。勝ってるシーンに手札にあれば「使わない」だけでいのです。
・・・これまでXYで登場してきたサポートに比べて強すぎる。
ここまでが最初にN再録を聞いたファーストインプレッション。
---------------------
ここからは4日経った考察。
しかし、NゲームだったBWとは異なる2つの環境があることに気づきました。この2つはNの強烈さを薄めているといえます。
1.グッズロック
環境にグッズロックが多いです。
BWではゴチルゼル、末期には置物オーロットがまずまず活躍しました。主にアギルダーで。
XYではガマゲロゲEX、ラフレシア、そして置物にとどまらないオーロットBREAKとバラエティ豊かで、環境にもかなり多いです。
Nで手札リフレッシュしたところでグッズまみれになりますし、サーチャーでタイミングよく使うのもBW末期に比べて困難になっているといえます。
2.特性ドロー
ドロー特性持ちが環境に多く、Nされても事故率は下がります。
BWではマルマインの4枚ドローだけといってよかったですが、いまは「ペロリームの強制ドロー」「オクタンの5枚までドロー」と、環境に適合している2体がいます。
また、マフォクシーBREAK登場により、XY1マフォクシーのドロー特性復権もあるでしょう。あれは強い。
(Nゲーム対策にはなりづらいですがシェイミEXもいますね)
・・・なので、BWのNの強さがそのまま戻ってくるとは言えず、バランスが取れる環境が整ったので「Nは満を持して戻ってきた」と考察します。
最後に結論の回収です。
【結論】N 再録やだっ
【理由】ジャッジマンが好きだから
いろいろ客観的に考察したものの、キャラクターが前面に出ているポケモンカードでは、環境論や強弱に先だって、個人の好き嫌いがくるわけです。元も子もないですが。
前も書きましたが、わたしは場にジャッジマンを出すときに「ジャッジマン!!」と誇らしげに嬉しそうに宣言してしまいます。カードの効果よりも、宣言のときに勢いがつくカード名だから、、、という理由です。
振り返ると、いまメインで使っている3つのデッキは「ジャッジマン!」と叫びたいがためのデッキ選定になっているのです(ガラガラルカリオバッツ、オンバーンBREAK、フラージェスEXペロリーム)。
単純に「ジャッジマン!」活躍機会が少なくなるので、N再録は嫌なのです。
「好きなカードは好きなんだ」
それでは。
前回はかなり適当に「N再録やだっ!」と書いたのですが、そのあとの皆さんの日記が比較的N再録についてポジティブだったので、冷静に考察しなおしました。
・・・・で、先に結論。
【結論】
・N再録やだっ!
以下、環境考察。
XY環境は手札を強制的に引くカードとして、BWから引き継がれた2枚のカードで開始しました。
▼ドロー第一世代---------
・プラターヌ博士(BWアララギ博士)
トラッシュ&ドローカード
いま手持ちのカードをトラッシュするリスクのかわりに、7枚ものカードを引くカード・・・だったはずが、バトルコンプレッサー・バトルサーチャーやすごいつりざおのおかげで、特殊エネルギーを除くとリスクが少ない環境になっちゃった。最強過ぎるカード。
・ティエルノ(BWチェレン)
無条件ドローカード
無条件で3枚をひくという、他のTCGなら強いはずのカード。実際強い。でも使われない。わたしは使います。初心者っぽくて、相手になめられる。でも強いよ。
実はトラッシュ&ドロー、および無条件ドローカードは第一世代以降登場しておらず、すでに完成されたサポート2枚と言えるでしょう。
▼ドロー第二世代--------
・サナ
いまある手札を山札に戻すため、ほぼリスクなく5枚ひく。
・オダマキ博士の観察
いまある手札を山札に戻すため、ほぼリスクなく期待値5.5枚ひく。コイン裏時の4枚がキツイので期待値が低いサナを使用する人も多い・・・というか、見た目やな?
両方とも「リフレッシュ」カードです。いまの主力の一角ですね。
▼ドロー第三世代--------
・エリートトレーナー
相手干渉&リフレッシュ
ここで!!ついに!!相手の手札に干渉しつつ、自分の手札をリフレッシュできるカードが登場しました!!ただし、サイド差で負けていることが条件なので、活躍機会はソコソコ程度。
トラッシュにあるだけで怖いよね〜
・ジャッジマン
相手干渉&リフレッシュ
強制的に相手を4枚にするカード登場!!
XYレギュにてひそかに環境トップに食い込めそうだった、ホラーノート、メタグロスが壊滅した瞬間でした。ついにグッズ以外で相手手札を干渉しやすくなりました!!
その間にピンポイントドローカードとして、トロバ、フウロ、釣り人、チームメイト、ダイゴなどかあります。これらは山札トップからランダムに並べられたカードを引くわけではないのでNとの比較対象からは外します。こわいお姉さんも同じ理由で除外。
・・・で、N登場ですね。
▼ドロー第四世代--------
・N
序盤は「手札干渉&リフレッシュ」効果、後半は主に負けてるシーンでの「手札干渉」ができます。
どれだけ負けていても、この1枚で相手の事故を誘発できる強烈なカード、かつ序盤にきても6枚という極めて高いドロー性能を誇ります。
これがBWと異なり、バトルサーチャーでトラッシュから主体的に選べるのですから、最強カードに違いありません。勝ってるシーンに手札にあれば「使わない」だけでいのです。
・・・これまでXYで登場してきたサポートに比べて強すぎる。
ここまでが最初にN再録を聞いたファーストインプレッション。
---------------------
ここからは4日経った考察。
しかし、NゲームだったBWとは異なる2つの環境があることに気づきました。この2つはNの強烈さを薄めているといえます。
1.グッズロック
環境にグッズロックが多いです。
BWではゴチルゼル、末期には置物オーロットがまずまず活躍しました。主にアギルダーで。
XYではガマゲロゲEX、ラフレシア、そして置物にとどまらないオーロットBREAKとバラエティ豊かで、環境にもかなり多いです。
Nで手札リフレッシュしたところでグッズまみれになりますし、サーチャーでタイミングよく使うのもBW末期に比べて困難になっているといえます。
2.特性ドロー
ドロー特性持ちが環境に多く、Nされても事故率は下がります。
BWではマルマインの4枚ドローだけといってよかったですが、いまは「ペロリームの強制ドロー」「オクタンの5枚までドロー」と、環境に適合している2体がいます。
また、マフォクシーBREAK登場により、XY1マフォクシーのドロー特性復権もあるでしょう。あれは強い。
(Nゲーム対策にはなりづらいですがシェイミEXもいますね)
・・・なので、BWのNの強さがそのまま戻ってくるとは言えず、バランスが取れる環境が整ったので「Nは満を持して戻ってきた」と考察します。
最後に結論の回収です。
【結論】N 再録やだっ
【理由】ジャッジマンが好きだから
いろいろ客観的に考察したものの、キャラクターが前面に出ているポケモンカードでは、環境論や強弱に先だって、個人の好き嫌いがくるわけです。元も子もないですが。
前も書きましたが、わたしは場にジャッジマンを出すときに「ジャッジマン!!」と誇らしげに嬉しそうに宣言してしまいます。カードの効果よりも、宣言のときに勢いがつくカード名だから、、、という理由です。
振り返ると、いまメインで使っている3つのデッキは「ジャッジマン!」と叫びたいがためのデッキ選定になっているのです(ガラガラルカリオバッツ、オンバーンBREAK、フラージェスEXペロリーム)。
単純に「ジャッジマン!」活躍機会が少なくなるので、N再録は嫌なのです。
「好きなカードは好きなんだ」
それでは。
コメント
大変参考になりました。僕はXY4~5辺りからの参戦で実は公式大会で「N」を打ったことがよくわからず、皆さんが「N」がなくて不便と言っていたのがよくわからない状況でした。
サナ、オダマキのみで戦ってきた僕たちXY新規勢の天下だと思っていたので、「N」再録は好奇心と恐怖ですね。
自分も、「N」は経験していませんが、
> 4日経った考察
を読んで、面白い環境になるかも
と感じました。
ありがとうございます。
確かに、
「N!」よりも、
「ジャッジマン!」
と叫びたいです。
Nはなかなか使いごたえがあり、奥が深いカードです。
再録されると、BW時代に使いこんできた諸先輩がたに対しては、しばらくら不利になるでしょうけど、カメックスメガバトルまでには慣れますよ、たぶん。
>ピーナッツさん
実は「N!」と試合中にうれしそうに叫ぶ人、けっこういらっしゃったんですよね〜。
見た目もかっこいいし、強いカードだし、相手の手札に干渉できますし。
いや、それでも、やっぱりジャッジマン!!